高麗人参は胃に効く

高麗人参が胃腸障害を予防・改善

胃腸障害とは、慢性胃炎を始めとした、神経性胃炎、胃腸炎、十二指腸潰瘍など胃腸に障害が起きている症状の総称です。
胃腸障害になると、消化機能が低下し、吐き気や嘔吐、胃もたれ、胸焼けなどの症状を引き起こします。

胃腸障害の原因は、主に生活習慣の乱れにあります。
というのも、胃腸は内臓の中でもとくに心身のストレスの影響を受けやすいのです。
ストレスが溜まってしまったり、睡眠不足が続いたり、暴飲暴食、煙草、アルコールなどは自律神経を乱します。
自律神経は交感神経(活動)と副交感神経(休息)の2つの神経が成り立っています。
この2つの神経が交互に作用することで私たちは健康を保っています。
しかし、自律神経のバランスが崩れ、どちらか一方が優位になると消化機能が乱れます。
交感神経が優位になると胃の消化力が低下して胃もたれや胸焼けなどを引き起こし、副交感神経が優位になると胃液の分泌が活発になってしまい胃粘膜を必要以上に荒らしてしまうこともあります。
つまり、交感神経と副交感神経がバランスよく作用することが胃腸の健康に必要なことなのです。

高麗人参が胃腸障害に効果的だといわれている理由は、高麗人参に含まれるサポニンが自律神経を整える働きを持っているからです。
愛媛大学医学部の実験によると、高麗人参に含まれるサポニンが向精神作用を強く示したそうです。
つまり、高麗人参が精神を安定へと導くことで乱れた自律神経のバランスを整えるのです。
サポニンの向精神作用によってストレスによる胃腸障害の予防・改善だけでなく、冷え性、更年期障害、女性特有の精神疾患の改善にも効果が期待されています。

高麗人参が胃腸を強化

高麗人参が胃に効くといわれている理由は、高麗人参が胃腸を強化する作用を持っているからです。
では、高麗人参がどのように胃腸を強化するのかをご説明します。

・血行を促し胃を強化
高麗人参に含まれているサポニンは別名「ジンセノサイド」と呼ばれています。
ジンセノサイドは血液の流れを促す作用を持っています。
さらに血管を拡張することで血液の流れをスムーズにする作用も持っています。
血流の流れが悪くなると胃の働きも弱まり、胃もたれ、胃のむかつきなどが生じます。
高麗人参は血液の流れを改善しますので、胃の働きを活発にして、胃の不調を予防します。

・「ピロリ菌」の駆除を促進
ピロリ菌は、胃壁や胃粘膜に付着して胃を傷つけるだけでなく、胃がん、十二指腸潰瘍、慢性胃炎、胃潰瘍などの病気を引き起こす原因にもなる細菌です。
日本ヘリコバクター学会学術集会の報告によると、高麗人参はピロリ菌駆除薬の感受性を高める働きがあることがわかったそうです。
つまりピロリ菌を駆除する抗生物質と一緒に高麗人参を摂ると、ピロリ菌の薬剤耐性を弱めることができ、さらに抗生物質の力を高めるのです。

このように、高麗人参は胃腸の健康を保つ働きをいくつも持っています。
胃腸が弱っている方はもちろん、胃腸を強化したい方に、高麗人参はおすすめですよ。
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